サンタナ

 今日は東京国際フォーラムでサンタナのコンサート。席は随分後ろの方。本当は発売当日に購入したのだが、何故か無くしてしまい、Yahoo!オークションで後日ゲットしたチケットなのだ。

 しかし後ろの方だからといって、ステージが見えないわけではない。逆に、ステージ全体が見渡せると言うメリットもある。さらに、オペラグラスを持参したので、サンタナの指使いまで、じっくりと見る事が出来る。

 メンバーは、パーカッション二人、ボーカル二人、ドラム、ベース、キーボード、そしてギターのサンタナだ。ボーカルの二人も歌いながらパーカッションを演奏するので、実質的には五人のリズム隊である。

 演奏は、グラミー賞受賞のCD、supernatural中心に進む。分厚いオーケストラの音をキーボード一人で表現しているのには感心。なかなか、上手いキーボードである。ベーシストも、ソロでは凄い演奏を聞かしてくれるし、ドラムも黒人らしいリズム感で、難しいリズムパターンも難なくこなす。結構レベルの高いバンドである。マリアという曲を演奏する前に、ボーヤのようなスタイルの男が、クラシックギターを抱えて出てきたので、サンタナが演奏しやすいようにセッティングするのかと思ったら、突然スパニッシュギターを弾き始めた。これがまたすごい。そして、アランフェス協奏曲らしきメロディーを弾いた後にマリアへ。この辺の、ステージ構成もなかなか、楽しめた。

 ステージの後半は昔の曲中心。哀愁のヨーロッパ、ブラックマジックウーマン、等懐かしい曲が続く。こういう曲を聞いていると、嬉しくて目頭が熱くなる。

 ただ、気になるのは私の席の後ろに陣取っていた、馬鹿女ども。曲の途中でキーキー歓声を上げるのは許す。私の座っているいすをパーカッション代わりに叩くのも許そう。だけど、静かな曲を演奏している最中にでかい声でぺちゃくちゃ喋るんじゃない!本当にもう。。。。



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