DEEP PURPLE

 DEEP PURPLEのコンサートに行ってきた。今回で三度目である。会場は国際フォーラム。会場に入った後、グッズ販売コーナーで、Tシャツ、パンフレット、CDなどを購入して席に着く。前から11列目。ちょっと端のほうだが、なかなか良い席である。

 開始時刻になり、会場が暗転。一曲目が始まってぶっ飛んだ。なんと一曲目はウーマンフロームトーキョー。今までには考えられない構成である。会場は総立ち。当然私も、立ち上がって、歌いまくりである。ジョンロードは相変わらず、白髪を長く伸ばして後ろで束ね黒のサングラス。格好良い。イアンギランは髪を短くして、どこかのおっさんみたいな風体だ。声も昔に比べ高音が出ていない。でも、それでも良いのだ。イアンギランがここにいることのほうが重要なのだから。

 2曲目は、これも今までは演奏しなかった曲、ファイアーボール。そして3曲目はイントウザファイアー。前回、来日時のコンサートでは、新生パープルの曲が多く、昔の曲は超有名な曲しか演奏しなかったのだが、今回は、昔の曲、それも、こういった曲を演奏してくれるので、自然と盛り上がってくる。

 その後、モッズが一人残ってギターソロ。あぁ、これがリッチーだったらなぁ。と思いつつ、ギターソロを聞く。サンシャインオブユアラブのリフをちらりと弾いた後に、あの有名なフレーズを弾き出す。スモークオンザウオーターだ。これは、もうお決まり。

 そして新生パープルの曲が続く。やはり会場は、新生パープルの曲と昔の曲では盛り上がりが全然違う。新生パープルの曲にも良い曲はあるのだが、やはり、前奏が始まった途端に歓声を上げ、胸がどきどきしてくるのは、昔の曲なのである。

 スペーストラッキンではイアンギランのシャウトに涙。その後、イアンギランの両脇で、モッズとジョングローバーが「イエイ、イエイ」と合いの手を入れる。何かと思ったら、スピードキングであった。間奏では、ジョンロードとモッズの掛け合いだ。確かにモッズは上手いんだけど、やっぱりここはリッチーのギターが。。。

 コンサートが一旦終了し、アンコールがかかる。ジョンロードがキーボードを一人で弾き始める。う、どこかで聞いたことがあるぞ、と思ったら、なんと、なんとレイジーだ。この曲もライブで聴いたのは始めて。一度は生で聞いてみたいと思っていた曲だったので、もう、感動・感動である。イアンギランのハーモニカは、当時のまま。そして最後は、誰もが知ってる曲。ハイウェイスター。他の曲では、リッチーのギターソロを参考にしながらもアドリブでギターソロを弾いていたモッズも、この曲だけは、あの有名なギターソロをそのまま弾いてくれた。当然私も歌いまくり、叫びまくって、コンサートは終了。久しぶりにパープルの曲を堪能した。でも、どうせなら、ページ&プラントのように、再結成後の曲は全く演奏せずに、昔の曲だけでコンサートをやってもらいたいものである。当然、ギターはリッチーで。



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