エアロスミス

 東京ドームで行われたエアロスミスのコンサートに行って来ました。観客の盛り上がりは今まで見てきたコンサートの中で一番。1曲目が始まった途端に総立ち。観客がみんな歌いまくり状態でした。ただ、私の席はステージに向かって右端の前方。ステージには近いものの、ステージ右側は柱に隠れてほとんど見えない上に、私の前に立っていた客の背が高くて、ステージ中央もほとんど見えない状態。せっかくの双眼鏡も役に立たず。結局、ステージ上方に掲げられたスクリーンで、メンバーのステージングを楽しむしかなかったのでした。

 更に、ドームの音響は最悪。音がぐるぐる回って、ドラムとバスドラしか聞こえない。なのにまわりは絶叫状態。結局、何を演奏しているか全くわからない状態。サビにきて初めて、「あ、あの曲か」と分かるような曲もちらほら。。。。

 演奏曲目はこちら。実は、結構知らない曲がありました。恥ずかしながら私の場合、若かりし頃にエアロスミスを全く聞かなかったので、「懐かしい!」って感じではないんですよね。昨年ベストアルバムを購入して聞いたくらいなので、アルマゲドンのテーマ曲などは、コンサートで初めて聞いたくらいなのです。

 しかし曲を知らなくても楽しめるのがエアロスミスの凄さ。ステージングが計算され尽くしているんです。コンサートのスタート時には、龍の張りぼてがステージ後方から突き出してきて、会場を盛り上げる。会場が興奮でエアロスミスの登場を待ちきれなくなったところで、メンバー登場。そして、曲の合間に何度も花火が打ちあがる。その度に会場は「うおーーー!」と盛り上がるのです。「ドリームオン」のサビのところでは、ナイアガラのような花火がステージのバックを彩っていました。

 そして、メンバーが数曲ごとに楽器を持ちかえるので、ギターを見ているだけでも楽しい。ギターのジョーペリーは、確認できただけでも、黒のレスポール、ナチュラルのテレキャス、青のラメ入りテレキャス、透明のストラト、緑色のストラト、ファイヤーバード、セミアコと7台のギターを持ち替えていました。多分、全部で10台くらいギターを取り替えていたのではないでしょうか。もう一人のギタリスト、ブラッドも赤のレスポール、ゴールドのレスポール、12弦ギターと何度もギターを持ち替えていました。

 これで、席が中央よりだともっと楽しめたのになぁと思いつつ、コンサートは終了。近くの居酒屋で、コンサートを振り返ったのでした。



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