DRAM減産発表!


国内半導体大手5社(NEC、東芝、日立、富士通、三菱電機)がメモリーの生産計画を約3割下方修正した。
我々前線にいる者には何を今更....と言うところだが、世間には少なからずインパクトがあったようだ。「このタイミングでの量産投資削減は最悪」とのコメントも有ったが、どうだろうか。体力勝負の残存者利益が生きる道であるメモリービジネス偏重から脱皮する良い機会かも知れない。
DRAM業界の価格破壊王、米マイクロン・テクノロジー社の圧倒的な競争力は現状の日本メーカーの発想と根本的に違う。配線デザインに徹底的に投資してチップシュリンクを実現している。デザインに関しては日本メーカーより2年は進んでいるのだ。
幸い日本にはパソコン以外にも旺盛な半導体需要がある。
一つのチップで携帯電話やテレビの信号処理をしてしまうSOC(system on chip)に活路を見いだすチャンスでは無いだろうか。

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